FC実話雑話

 SXSWに関しては、2005年まで5年連続出場し、世界新記録を樹立。テキサスの州都オースティンに住むべきだと評される。2003年あたりからは、会場の外の歩道に長い行列ができるまでにファンタジーズコアという名前がテキサスに浸透。演奏終了後は、各国のメディア、プロモーターや業界関係者が挨拶に訪れる。その結果、なぜかNEWYORK-TOKYO MUSIC FESTIVALに、長崎国から出演。さらにヨーロッパ最大級の音楽イベント、ドイツのPOPKOMMにも出演。ドイツのクラブでは、地元DJがThe HivesやThe Ramonesに続けてファンタジーズコアをプレイしているという事実に本人達もびっくり。各地でアンコールを受ける中、USA オレンジカウンティー(CA)のスタジオでは映画<Manband>(監督:Dermott Petty)にも出演。即興でカントリーを演じるも、監督が異常に気に入ってしまい、ハプニングでPV撮影することになる。また新進気鋭のフォトカメラマンから、フォトセッションを依頼されることも少なくなく、音楽以外の分野への影響も大きくなっている。とはいえ、本来ライブに定評のあるバンドだけに、USAでは、Pat Duncan(パット・ダンカン) のラジオショーや、The Real Rock TVのテレビショーなど、放送局からライブを依頼されることも少なくない。

 ファンタジーズコアのライブを楽しむオーディエンス側も多彩で、魂放電のライブの噂を聞きつけた、David Bowie Bandの元ギタリスト、Carlos Alomar(カルロス・アロマー)氏が現れ大絶賛。写真を取り捲る事態も。これまでThe White Stripes、The B-52's、Uncle Fucker、Gaijin A Go-Go、Bruce Springsteen Bandの各メンバー他、映画<Jackass(ジャッカス)>でお馴染みのプロスケーター兼俳優のBam Margera(パム・マージェラ)など、予想外の幅広いアーティストたちが、ファンタジーズコアのライブに姿を現している。